流体力学から数値計算まで

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・ガウスの消去法

ガウスの消去法は、直接、連立方程式を解く方法です。

この解法で31次方程式を解いてみます。

上式を行列式で表すと次式となります。

これを次式の形に直すと変数がわかります。



1つの行列で表すと次式となります。

手順1.
    ・1行目を係数a1で割る。
    ・2行目を係数a2で割る。
    ・3行目を係数a3で割る。

手順2.1行目を引く。

手順3.係数を次式で置き換える。

手順4.
    ・2行目を係数s1で割る。
    ・3行目を係数t1で割る。

手順5.2行目を引く。



連列方程式に直すと次式となります。 zyxの順番に変数が計算できます。


・ポイント

割り算をする係数が0の場合は、計算ができません。 係数が0となる場合は、列を入れ替える必要があります。 割り算をする係数は、aii成分です。


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(2011.3.15〜)