流体力学から数値計算まで

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(∇・ベクトル) 発散

微分作用素とベクトルの内積は次式となります。

上記の項のオーダーは、

(微分作用素・ベクトル) = (1 - 2 + 1) = 0

と計算されるので、スカラー量になります。この物理量は発散と呼ばれ、微小領域への流入・流出量を表しています。

  

→微小領域へ物理量が流出した

→微小領域への流入・流出は無い

→微小領域へ物理量が流入した

上記からわかるように発散とはx, y, z 軸方向の勾配の和であり、0の場合は、平らなので流入・流出は無いと解釈できます。 また、下記が成り立ちます。


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カウンタ

(2011.3.15〜)